ランチタイムに自分と向き合おう
~仕事・家族・私を大事にする自分軸の作り方~ 

仕事も、家族も、わたし自身も大切だから、
「三方よし」をかなえたいと思うこ・ねくすとだからこそ、
自身の棚卸しだけではなく、こ・ねくすとの仲間と一緒に向き合い、
共有し合い、仕事・家族・わたしのありたい姿を見つけてみませんか?

2021年から始まったこの講座。
これまでに計6回、24名の方に参加いただきました。
講座受講後は、それぞれの方が自分だけの軸を持ち、
「三方よし」なキャリアを歩んでいらっしゃいます。

 会社では教えてもらえない、仕事だけではない、
「家族・わたし」も含めた"あなただけの"自分軸を一緒に考えてみましょう。 

受講者インタビュー

本講座を受講し、新たなステップを踏み出している仲間の声を集めました。
「どんな人たちが参加しているの?」
「受講したらどんな変化があったの?」
気になる部分をリアルな声でシェアしてくれています。
参考にしてみてくださいね。

Hさん(3児のワーキングマザー・休職中に参加)

上位5資質:調和性・公平性・達成欲・規律性・包含

こ・ねくすと:この講座を受講しようとしたきっかけは何でしたか?

Hさん: 任せられた仕事を常に全力でやろうとするあまり、仕事と育児・家事の両立ができず、メンタルの不調で一年以上休職しておりました。復職するか、会社をやめるか決断しようと悩んでいた頃に、会社の同僚からセミナーを紹介されたことがきっかけです。 

こ・ねくすと:そのような悩みの中で、受講いただいていたんですね。講座に参加中の気持ちの変化・発見や気づき・他の参加者から受けた影響について教えてください。

Hさん: セミナー参加前は、「私が参加するのは場違いでは、私がいても、他の参加者に良い影響を与えられず申し訳ない」という思いはありました。ですが、参加してみると2点気付きがありました。

 1点目は自分では当たり前にしていたことが自身の強みであったことがわかった気付きです。この講座では、自分の弱みではなく、強みをみなさんが認めてくださるので、例えば周りが心地よい環境で過ごせるように働きかける等、私が当たり前にやっていることに対して、他の参加者から「Hさんは根っこからのgiverですね、私にはできません。すごく羨ましい!」と言われたことは、目から鱗でした。

 2点目は、リーダーには不向きと思っていましたが、リーダー資質があるのかもと気付けたことです。私は、目標をもってメンバーを率いるリーダーに不向きと思っていましたが、「リーダーにも色々な人がいて、Hさんはサーバントリーダータイプだと思う!」「私としては、Hさんのようなリーダーがいる組織で働きたいです。」と応援していただけたことは、今でも思い返すと胸があつくなります。

 自分の強みを周りに「言葉にして認めてもらえた」ことで、「何もできない」と思っていた自分から、「できることはある」と自信を少し取り戻せた、いわゆる自己肯定感が上がった感覚がありました。主催者のさちこさん、あゆみさん、参加者のみなさんには感謝です。

 正直なところ、私からは他の参加者へ、何もいい影響は与えられなかったと思います。でも、まずは、自分が満足できればそれでもいい、まずは自分を大切にしよう、と今では思っています。この気持ちの変化は講座で起きた一番の変化だと思います。


 こ・ねくすと:Hさんが持つ強みやそのエピソードのお話を通して、他の参加者の方が改めて、自分の強みや補完されている部分を気づく大きなきっかけになっていましたよ。 受講後の気持ちの変化やマインドセットの変化はありましたか?あればどんな変化がありましたか? 

Hさん: 2つ大きな変化がありました。1つ目は、自分の弱みに目を向けるのではなく、自分が当たり前にできること(上記の新たに気付いた自分の強み)を信じようと思えるようになりました。一時期は、退職も考えていましたが、まずはこのマインドで一度、復職してみて、できるところまでやってみようという思いに変わり、ついに昨年、復職に致りました。先日、自分が苦手な仕事を上司に依頼され、「自分は苦手です、私ができる他の仕事でカバーするので、今回の仕事は遠慮させてもらえませんか」と初めて仕事を断りました。自分で自分をほめてあげたいです(笑)


2つ目は常に全力ではなく、手を抜けるところは抜こうという気持ちになりました。共働きで、二人の実家は遠方なため、サポートを頼める環境はなく、育児は全部自分達でやらなければと思っていました。セミナーをきっかけに、週に1度「ベビーシッター」を頼み始めると、子供たちは大好きな先生と思い切り遊んでもらえて楽しんでいますし、私も自分の時間作りができて大満足!今でもシッターは継続中です。思い切って始めてみて本当に良かったです。次は、家事代行も依頼してみようかなと(笑)


 こ・ねくすと:講座の中での学びを、着実に一歩ずつアクションに移されている部分はさすがHさんだなと思います。では最後に、 どんな方にこの講座をおすすめしたいですか? 

Hさん自分に自信がない方、これからどのように人生を生きていくか悩んでおられる方でしょうか。そして、私のように「こんな自分が参加しても…」と思っておられる方がいたら、今の自分を認めるためにも、前向きにチャレンジしてみてはどうかな、と思いました!


私は、これからは、自分が「苦しい」と感じることはなるべく手放して、自分がやっていて「楽しい(仕事でも育児でも家事でも!)」と思えることをやってみようと思っています。

この講座をきっかけに、仕事・家族・私のそれぞれで大切にしたいことを洗い出すだけでなく、自分の中の強みを知り、ご自身がそれに目を向ける意識とアクションをされたことで、Hさんにとってのターニングポイントとなるお手伝いができたこと、本当にうれしく思っております。これからも、Hさんのますますのチャレンジを応援しています!

Yさん(2児のワーキングマザー・育休中に参加)

上位5資質:調和性・慎重さ・内省・原点思考・適応性

こ・ねくすと:この講座を受講しようとしたきっかけは何でしたか?

Yさん:お友達がFacebookで告知しているのを見たのがきっかけでしたが、次の2つの点で受講を決めました
1つ目は、ストレングスファインダーを受検したことはありましたが、受けっぱなしになっていたので、深く聞いてみたいと思ったからです。
2つ目は2人目の出産後3ヶ月が経ち、心と時間に少し余裕ができ、「本当にしたいことができているかな?」と感じ、育休中に自分と向き合って自分軸を見つけたいと思ったからです。自分軸探しにストレングスファインダーを使うということにも興味を持ちました。

こ・ねくすと:仕事をしている期間は日々の忙しさで自分のことを振り返る時間が持ちにくいですが、育休中特に2人目だと少し立ち止まって自分を整えることができたんですね。講座は初対面の方ばかりでしたが、受講に不安はなかったですか?

Yさん:最初は緊張しましたが、初回の講座はお互いを知る時間がゆったりとありましたし、少人数で毎週話すうちに、習い事を受けているような感覚になってきて楽しかったです。


こ・ねくすと:講座に参加して気持ちの変化、発見や気づきはありましたか?

Yさん:以前は無いものねだりをして、得意でないところを埋めようとしていました。受講を機に、強みも弱みもあってもいい、今自分にあるものの良いところを伸ばそうと強みにフォーカスする考えに変わりました。具体的には、育休期間にインターンで仕事に役立つことを経験して、自分に無いスキルを獲得しようとしていましたが、今は既に持っている強みで勝負していこうと考えています。また、仕事だけではなく家族と過ごす時間を大事にしようと思うようになりました。外出の頻度が増え、第1子の保育園後に公園遊びを親子共に楽しむようになりました。自身の視野が広がり、心穏やかに過ごせています。子供も満たされて機嫌よく過ごすことが増えたと思います。


こ・ねくすと:他の参加者から影響を受けたことはありますか?

Yさん:仕事重視の考えでいたので、プライベート重視の方の話は刺激がありました。思い立ったが吉日ですぐ動けるように予定にゆとりを持たせるという方の話が印象的でした。好きな読書の時間のみならず、アウトプットする場を作るようになったり、興味のある単発講座を受けることにも繋がりました。また、少し先の子育てをしている方の話を聞き、目の前のことでいっぱいいっぱいでも、先を見通して心を落ち着かせることができています。


こ・ねくすと:育休期間の過ごし方が変化したんですね。

Yさん:いい意味で仕事だけでなくなったこと、無いものを求めてもきりが無いと思えるようになったことが大きな変化です。育休が人生に彩りを与える期間になっています。この講座の影響は予想外です。


こ・ねくすと:この講座をどんな人に勧めたいですか?

Yさんストレングスファインダーを受検したままにしている人に勧めたいです。ストレングスファインダーの結果を見て分かったつもりになっていましたが、講座を受けて初めて具体的な活用の仕方を理解することができました。なんとなく今のままでいいのかな?とモヤモヤしている人、1人で考えてみたけどうまく棚卸しができなかったという方にとっては、人と話しながら自分を見つめ直すことができるのでお勧めです。 

本講座だけでなく、オンライン育休コミュニティにも参加されるなど、アクティブに育休を過ごしているYさん。ご自身の気づきについて、こちらでもシェアされています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

Aさん(1児のワーキングマザー・復職前に参加)

上位5資質:ポジティブ・アレンジ・コミュニケーション・包含・調和性

こ・ねくすと:この講座を受講しようとしたきっかけは何でしたか?

Aさん: 最初のきっかけは、サポーターの愛弓さんからご紹介があったことでした。ちょうど育児にも少しずつ慣れ、日中の時間も調整できるようになっていたので、育休中に自分のことを見つめ直し、何か気づきを得たいと思い、受講を決めました。また、以前ストレングスファインダーを受講した時と、育休期間中では、自分の強みに対する考えも変わっているのかな?と思い、その変化を知ることも楽しみでした。 
 

こ・ねくすと:講座に参加して気持ちの変化、発見や気づきはありましたか?


Aさん: 講座を受講して喜びを感じたことは、異なるバックグラウンドを持つ方と接点ができたことです。私は学生時代や社会人生活を同じようなバックグラウンドを持つようなメンバーと過ごしてきました。講座を通じて異分野の頼れる仲間との繋がりが生まれたことで、今後何かあれば自分にはない意見・刺激を与えてもらえるでしょう。


こ・ねくすと:他の参加者から影響を受けたことはありますか?
 

Aさん: 他の参加者からの話で印象的だったのが、プライベートとリスクの捉え方です。

自身の今後を考えるとき、仕事のことばかり考えていましたが、他の参加者はプライベートのことを考えると話しており、今までの考え方が全く変わりました。こ・ねくすとが掲げる三方よしの言葉の通り、仕事と同レベルでプライベートも人生の大きな柱になるということに気付かされました。

また、「変化しないことの方がリスク」と話されている参加者の発言が心に残っていて、選択に悩んだ時には意識するようになりました。

こ・ねくすと:受講後の気持ちの変化やマインドセットの変化はありましたか?

Aさん:2つ気持ちの変化がありました。

1つ目は、今後を考える上で、今までは仕事メインに考えていたところ、プライベートも同じだけ充実させたいと思うようになりました。家族との時間では、平日は保育園の前後の時間を大切にして子どもとたくさん触れ合い、一緒にご飯を美味しく食べるようになりました。私のことでは、英会話や資格取得にも興味が湧き、旦那の協力を得て取り組んでいます。

2つ目の変化は、仕事において現状維持ではなくより精進して自分のキャリアや経験を積みたいという思いが強まりました。結果として、予定より半年早い復職を決心しました。せっかくの子どもの0歳の時期なのに、仕事をしていいのか?という思いもありましたが、保育園に入れることのメリット等総合的に考えて結論を出しました。結果、子どもは初日から楽しく保育園に通い、私は復職して2ヶ月ほど経った今では少しずつ職場に貢献できるようになってきました。最良の選択ができたと感じています。

このような変化を継続できているのも、講座内で今後の長期計画を立て、それを他メンバーに宣言することで、講座終了後も頭に目標が残り、思い返せているからだと思います。


こ・ねくすと:この講座をどんな人に勧めたいですか?

Aさん自分のキャリアやプライベートに行き詰まったり悩みを感じ、一旦立ち止まって自分のこれまでの歩みを棚卸ししてみたい方におすすめしたいです。ストレングスファインダーで自分の強みを客観的に捉え、それをベースに今までの人生を言語化することで気付きが得られると思います。私の場合は、仕事上でのそれぞれの資質の活かし方を認識することで、家庭でも活かせていたことに気付き、自信を持てるようになりました。

また、育休中の女性の場合、休職しているというだけで社会から取り残されたような気持ちになることもあるかと思います。このような場で人と繋がるだけでも気持ちが楽になりますし、サードプレイスとして活用するのもいいと思います!